近頃のマンガ、略してロマン 〜MY DEAR BOY〜。

なんて言っても船戸明里の「アンダーザローズ」 3巻が素晴らしかった。同じ英国の貴族社会が舞台ってだけで比べるのもおかしいけど展開が速過ぎる感じの「エマ」と好対照にじっくりと重厚な物語を紡いでる。こっそり大好きないくえみさんの「かの人や月」は3巻で完結。相変わらずレベルが高い。岩本ナオのデビュー短編集「スケルトン・イン・ザ・クローゼット」は少女漫画っぽくない感じもありつつ、でもやっぱりどこかしら胸キュンな少女漫画なのです。逆に土田世紀の「ノーサンキューノーサンキュー」は僕の好きな男汁(ダシ)がたっぷりと出てたよ。「同じ月を見ている」の映画を見た人に「恋はどうだい」を読むことを義務づける法案を通すべき。スリランカ辺りで。その他(Y十MBECKオメガトライブ、黒沢)はまぁ、いい意味で期待通り。さて、11月中旬になったけどほんとにおかえりピアニカは出るのかえ?