たとえマッシュルームカットでも。

カリスマ店員

1999年の3月に13歳になった芳野深沙子は109、通称マルキューの人気ショップ「Oltre i Cinquanta」のカリスマ店員の車ダン子に憧れて、その年の夏休みに生まれ故郷の山形県皆瀬村から汽車に乗り継いで渋谷に上京した。初めて見る大きなビルと人の多さにビックリしたが、好奇心旺盛な深沙子はそれ以上に期待に胸を膨らませワクワクしていた。しかし、初めて1人で皆瀬村の外に出た深沙子にとって渋谷はまるで迷路のようでマルキューに辿り着くどころか駅の中で迷ってしまい、オロオロしていた。そんな時に偶然、深沙子の目の前を出勤途中のダン子が通りかかったので、深沙子はダン子に「ファンなんです。私もいつかはダン子さんみたいなカリスマ店員になれるでしょうか?」と話しかけた。するとダン子は深沙子を一瞥し、チッと舌打ちした後に「うっせーよ、カッペ。遅刻すんだろ。話かけんなよ!」と冷たい言葉を吐き捨てた。いつもテレビや雑誌で見て憧れていたダン子の優しそうな笑顔と現実とのギャップにビックリした深沙子はどうしていいかわからず目に涙をうっすらと浮かべて、ただそこに立ちすくんでいた。そんな深沙子に優しく声をかけてくれたのが深沙子が憧れていたマルキューファッションとはかけ離れた白いシャツに赤いリボンといういわゆる清純ファッションに身を包んだ清純乙女塾生だった。その時から深沙子は清純乙女塾に憧れるようになり、皆瀬村に帰ってからも己の清純さに磨きをかけるために努力に努力を重ね、3年後の2002年度の清純乙女塾入塾試験で見事成績トップで合格したのである。
新曲のタイトルは「MIDA RA 摩天楼」ですか・・・。ラテンって話なんでちょっと期待。今週の「めろんぱ」はマサオがメイン司会。新しいペットのハムスターのはっさくさんについてお話になってました。なぜかマサオは無条件にガンバレ!って応援したいです。当然、他のメンバーも応援してますけどね。