血の金曜日事件

早いものであの惨劇から4ヶ月が過ぎ、もう1月です。あの惨劇の残した爪痕は決して癒えることなく、未だにまぶたの裏に焼き付いて離れず、目を閉じれば僕の脳裏にはおぞましい光景がハッキリと映し出されます。粛清?弾圧?とでも適当に呼んでしまえば多少聞こえはいいのかもしれませんが、あの惨たらしい出来事が粛清や弾圧などの在り来たりの言葉で済まされてしまうのはなんとも忍びないので、僕は敢えてこう名前を付けました。

「あけましておめでとう」

と。

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